お問合せありがとうございます、と同時に当たり前にある商品がお届けできず、ご迷惑をおかけして、たいへん申し訳ございません。
進展してから更新しよう、確定してから更新しよう、と思って今まで来てしまいました。
先方からの答えがようやく出てきて、少しだけ先が見えてきましたので、現状を更新しました。
結論から申し上げますと、誠に申し訳ございませんが、今シーズンには間に合わなくなりました。
申し訳ございません。
経緯は下記になります。
従来であれば去年2021年のシーズン中にお届けする予定でしたが、遅れて今年2022年の春の完成を目指して工程が組まれていました。
去年2021年の暮に先方から「継続して製作することが不可能」という通知がきました。
理由は「2色編み”8本撚り”が技術的に難しく(特に細い号数)、そして不良率が非常に高い」でした。
その他にも何点かありましたが、これが1番の要因です。
製造不可能はすごく残念でしたが、弊社の拘りとわがままを聞いてもらい、今まで努力して製造していだいたことに感謝しかありませんでした。
「細い番手の8本撚りの2色編み」は大手企業の世界最高峰の技術を持ってしても、たいへん難しかったようです。
そのことも踏まえて前向きな方向で協議を続けてきました。
協議の結果、生産方法等を模索しながら、再度チャレンジして生産をしていくことになりました。
ただ、納期が来年始頃になってしまいました。
不良率が高いということは、価格にも跳ね返ってきます。
製造を断念しようと思いましたが、ここで諦めてしまっては、ようやく知っていただいたのに、という思いがありました。僕もこの釣り糸を巻いてフィールドに立ちたい続けたいと思っています。そして、待ってくれてる方々にもお届けしたい思いも強くありました。
その思いが、製造を決意した次第です。
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釣り糸はいつも使用する時に当たり前のように取扱店になければなりません。
そう思って取り組んでいて、在庫もしっかりとしていました。
僕は釣具の中で一番大切なものは釣り糸だと思っています。
魚と自分を繋ぐ生命線だからです。釣り糸に性能は絶対です。
さらに、これに自分たち(同じ価値観を持ってくれているみなさん)の拘りでもある外観を加えることによって、所有感のあるものに生まれ変わり、釣り糸と言えど特別なアイテムに生まれ変わります。
リールは釣り糸の色によって外観の印象がすごく変わります。
僕たちは「リールに釣り糸をコーディネート(レイアリング)する」とよく言います。
ここの部分も楽しみたいのです。
たいへんご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、今しばらくお待ちいただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
※現在、在庫している号数は、1.0号・1.2号・1.5号・2.0号・4号・5号、になります。残りわずかの商品もございますので、ご入用の際は取扱店までお問い合わせくださいませ。